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珈琲について知識が深まっていくと、今までにも増して、
より美味しく味わうことができるものです。

美味しさの向こう側に見え隠れする様々なストーリーを
ご紹介します。




コラム カテゴリ 更新日
Vol.3 深煎りと浅煎り 珈琲コラム 2009/11/05

深煎りと浅煎り、どちらの珈琲が好みかと問われれば、迷うことなく深煎りと答えます。
小学生の頃から珈琲を飲むようになってはいましたが、生まれて初めて美味しいと思ったのは
深煎りの珈琲でした。
浅煎りの珈琲には求めようもない独特の香ばしさと舌離れの良いほろ苦さは深煎りの珈琲の
醍醐味です。
美味しい珈琲を求めて名店巡りをしていた頃、私の心と舌を捉えて離さなかった珈琲もやはり
深煎りでした。
そして、それらの店は判を押したように浅煎りの珈琲は一切取り扱うことはなく、浅煎りの珈琲を
出すぐらいなら店をたたむとまで言い切ってしまう店主もいるほどでした。

ひとりの珈琲愛好家として尋ねられたら、私も好き好んで浅煎りの珈琲を飲んだりはしないと
断言するでしょう。
しかし、晏煎のメニューには浅煎りから中煎り、そして、深煎りまで、ブレンド、ストレート合わせて
21種類の珈琲が並んでいます。
これは、深煎り珈琲信奉者としての魂を売ったというわけでは決してなく、浅煎りの珈琲こそが
私の好みだという方も実際のところおられますので、珈琲だけのお店として、
そういった方々のためにもお役に立てればという思いから、浅煎りの珈琲もメニューに
掲載しているのです。
ただ、過去に経験した珈琲の苦味に対する印象の良くない出来事が珈琲の認識を
正しくないものにしてしまい、深煎りに背を向けて浅煎り珈琲に目を向かわせているようにも
感じられます。

苦味は得意ではない、だから浅煎りの珈琲をください、と注文する方がしばしばいらっしゃいます。
一般に珈琲を外出先で飲むのは、喫茶店を始めとする飲食店で、という場合が多いと
思うのですが、いつ淹れたか分からないような珈琲を手鍋で沸かしなおしたようなものや、
注文後に淹れたものであっても珈琲のイロハも知らないアルバイト店員によるものであったなら、
珈琲本来の美味しさは絶対に伝わってきません。
これらの珈琲から感じられる苦味は後味の極めて悪いものであり、苦味というより、
むしろエグみというべき劣悪なものです。
一度どこかでとんでもない珈琲をつかまされて味に対する酷いイメージが出来上がってしまったが
為に、苦味の強くない無難な珈琲を注文するようになってしまうのではないでしょうか。
良質な生豆を正しく焙煎すれば、深煎りであっても香ばしく甘味の感じられる美味しい珈琲が
出来上がります。

過去20年余りの間のお客さんの珈琲の好みの変遷を振り返ってみますと、浅煎りから
深煎りへ移行していった方は多く見受けられますが、その逆は全く思い浮かびません。
口に含んだ瞬間、眉間にシワのよってしまうような不快な味が一切ないということが、
上質な珈琲に求められる大切な条件のひとつです。
この条件を満たしていることを理屈ではなく舌で、正に身をもって体験できたからこそ、浅煎りの
珈琲しか飲めなかった方が深煎りの珈琲の美味しさを認めてくださったのだと思います。

最初から深煎りの珈琲を好んで注文してくださる方ばかりではありませんので、晏煎の
コーヒーワールドへの端緒として、また、浅煎り珈琲愛好家
━実は、潜在的には深煎り信奉者かもしれない━ のためにも浅煎り珈琲が
メニューに載っていてもいい、と私は考えています。
焙煎屋としては、深煎り一辺倒ではなく、浅煎りも美味しく仕上げなければいけないという
責務から、浅煎りに相応しい生豆の選択、焙煎技法の研究にも多くの時間を割いてきました。
その結果、得ることができた知識、技術は深煎り珈琲の焙煎にも大変役立っています。

広い視野を持って珈琲に立ち向かい、珈琲屋としての腕を磨き、そうやって作り上げた珈琲が
お客様に喜んでいただけたら、と願っています。

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